統合失調症備忘録

2024年05月31日

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お久しぶりの更新です。habuです。

この記事は、統合失調症に罹って8年目ということで薄れてきた発病当時の記録をしたいと思い作成しました。

統合失調症当事者の方もそうでない方も、こんな症状出るんだーという感じで流し見してもらえると幸いです。

※統合失調症には発症初期にみられる陽性症状(幻覚・幻聴・誇大妄想など)と中後期にみられる陰性症状(認知機能障害・感情の平板化など)があります。100人に1人が罹る病気といわれています。

発病

2016年12月下旬。発病。

テレビを観ているときに、「男と女は影で戦争しているのでは？」という思いに至り突如泣く。

モンスタースト●イクをしている男性は、ある瞬間女性に身体を乗っ取られたと思い込み恐怖に慄く。

近所を徘徊し、シャドウボクシングをしているお爺さんと祈りを捧げるジャマイカ人の幻覚を視る。

煙草を1本根元まで一気吸いして缶ビールを一気飲みするという平常では絶対成せない行動に出る。

この時点では家族は誰も自分が統合失調症に罹ってしまったとは気づいていない(おかしくなってるとは思っていたらしいが如何せん精神病への知見が無い)。

友人に電話をかけて支離滅裂な言動を繰り返し、心配して会いに来てくれることになったが、殺されると勘違いし震える。

この宇宙はループしている！という天啓()に至り空に向かって大声で叫ぶ。意識が飛ぶ→気づいたら裸。

そんな奇行奇怪を1週間ほど行い、ある日何も持たず散歩に行って10km歩き幻聴を聞き、自分が地球を救わねばと考え拾ったビニール袋にゴミを詰める。

走っている車に飛びつくなどの奇行をしていたせいか警察に通報され、警官に取り押さえられる。その際、道路に額を打ちつけていたため、病院に搬送されたあとは麻酔で眠らされ

閉鎖病棟の保護室という部屋で手足を拘束され5日ほど過ごす。3ヶ月で退院。

陰性症状（認知機能障害・無気力）に苦しむ。

再発

発病から3年、薬は1錠だけになり経過良好かと思っていると、2019年11月、誇大妄想の症状が顔を覗かせる。病院での診察の際、人間の根源は何かと熱烈に医者に語る。変だなと思った医者の勧めで注射を受ける。それで症状が落ち着くというとそんなことはなく、幻聴に襲われる。死ねって言われた。そして現在もその症状に苦しめられている、「思考吹入」を発症する。

幻聴は耳に聞こえてくる声。思考吹入は脳に直接聞こえる声といった感覚。最初は神様()の声が聞こえてきた。どうやら３階級王者らしい(何の王者かは不明)次は何故か田中角栄の声。いまの世の中を問うてきた。そして某Vtuberの声。この声がいまも症状として残っている。推しの声が聞こえて会話できるなんていいじゃないか……と言いたいところだが実際は地獄である。一度発症すると何にも集中できなくなり現実がおぼろげになる。

これらの症状が